設立理念

「じょうしょちいき」住まいの研究会と読みます

蒸暑地とは?

簡単に言うと、蒸し暑い地域です。
もっと詳しく言うと建築物省エネルギー法における地域区分8地域に該当し、気候的に下記のような特性があります。

  • 高温多湿で年間の気温差は小さく、冬期でも16℃前後の暖かさで10℃を下回る日はほとんどない。
  • 夏期は30℃を大幅に超える日は少なく、相対湿度は高いですが風速が大きいために涼しさを感じることもある。
  • 台風常襲地域でもあり、年間を通じて風は強く、また梅雨期以外にも雨は比較的多く降る。
  • 低緯度のため太陽高度は高く、紫外線が強く地上に届く。

-「自立循環型住宅への設計ガイドライン:蒸暑地版」より引用-

蒸暑地域住まいの研究会とは

私たちは、蒸し暑い地域で、いかに涼しく快適に住むことができるかについて研究しています。

今までには、宮古島でエコハウスをつくったり、伝統木造の現代版である宿泊体験施設「かたあきの里」に関わり、現代の最先端技術と伝統技術の融合をめざしています。

年々異常気象が増加する一方で、私たちは目の前の現実から目をそらすことはできなくなっています。

…と、ちょっと深刻な展開になってしまいましたが、ただ言えるのは、いかに楽しく、いかに希望に満ちた未来を実現しようか模索しています。 

設立理念

私たちは、時を超えてこの美しい琉球に末永く住み続けるでしょう。

そのため地球環境への負荷をなるべく少なくすることが求められています。
地域の気候風土や生産体制を生かした住文化に根ざした住まいづくり、
まちづくりを行う必要があります。

琉球は、わが国では、唯一の海洋性亜熱帯気候帯にあり蒸暑地域に属しています。
このため、独自の住文化を育んできました。

しかしながら、琉球における環境に配慮した住まいづくり、まちづくりに関する研究はほとんど行われていません。

一方、アジアの蒸暑地域には、世界人口の約3分の1が暮らしています。
今後、これらの国々でエネルギー需要の爆発的な増大が懸念されています。

地域にふさわしい住まいづくり、まちづくりを追及してきた私たちは固有の住文化に根ざした
地域住宅計画の策定、事業実施に参加するだけでなく蒸暑地域における環境に配慮した
省エネルギー型、低炭素型の住まいづくり、まちづくりに関する研究開発や普及を行う必要があります。